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乳がん検診について


乳がんは、日本人女性の25人に1人がかかると言われています。
元来、日本人には少ないとされていましたが、10年前より増加しつづけ最もかかりやすいがんとなっています。又、40歳を過ぎると乳がん患者は急増します。したがって、日ごろから自己検診で気をつけたり、がん検診を定期的に受ける事を勧めます。


30才〜64才の女性の死亡原因
グラフ01


乳がんの発生は外側上側が最も多く約50%続いて内側上が25%です
グラフ01

乳がん検診の現状
これまでの乳がん検診は、40歳以上ではマンモグラフイによる検診が導入されていましたが、40歳未満の方には、特定の手段がなく、この世代の方々は乳腺組織が豊富なため、マンモグラフイでは検診が十分ではありませんでした。また、検診の痛みのため検診自体も敬遠しがちです。乳がんの約9割が腫瘤(しこり)で見つかります。これらを考えると手軽に行え、侵襲も少なく、腫瘤病巣をみつけられる超音波検査が、効果的です。
50歳未満の方は超音波検査をお勧めします。


Q1: Q1.触ってわかる乳がんの大きさは
A1: 乳がんの主な症状は「乳房のしこり」であり多くは2〜3cm(1円玉位)の大きさで見つかります。
がんの大きくなるスピードは一般的に1年間で2倍になると考えられており、がんができてから約10年で2cmに成長します。そうすると、2cmのしこりは1年前であれば1cm、4年前は1cmぐらいの大きさであったと考えられます。


Q2: 自己検診でどの位の大きさがわかるか?
A2: 上の話の続きでありますが、1cmのしこりを見つけることは、難しく2cm〜3cmになって、やっとみつかるのが現状です。従ってしこりを見つけたら、医師の検診を早く受けることを勧めます。


Q3: 乳房のしこりは、すべて乳がんと関係ありますか?
A3: 乳房のしこり=乳がんではありません。
良性あるいは、悪性の腫瘍であることもあれば、体質的な乳腺の変化がゴツゴツと触れているだけの場合もあります。超音波検査である程度判明できます。


Q4: 乳腺症とはどんな病気?
A4: 先に述べた良性疾患の中で多い病気です。
35才〜45才ぐらいの女性に好発します。女性ホルモンのアンバランスにより乳腺のしこりや痛み、時には乳頭分泌などの症状が生じます。



Q5: 乳がんにかかりやすい人は
A5: 乳がんはホルモン依存性がんと呼ばれ、年齢以外に長期間、女性ホルモンの影響を受けている下記がハイリスクとなります。
1)30才以上の未婚
2)初産の年齢が30才以上の方
3)早い初潮
4)閉径が55才以上
5)肥満の人
又、家族性乳がん(母または、妹のいずれかが乳がん)という遺伝性の強いタイプもあります。
上記に当てはまる人は、毎年乳がん検診を受ける事を勧めます。



Q6: 乳がんを予防できる食物はありますか。
A6: 乳がんのリスクを下げる食べ物には、大豆製品(味噌等)と抗酸化ビタミンがあります。大豆に含まれるイソフラボンは生体内のエストロゲン作用に桔抗し、乳がんの発生を抑制するといわれています。
緑黄色野菜(かぼちゃ、にんじん等)に含まれる抗酸化ビタミンは、DNAを傷つくのを防止し、がんの引き金になる活性酵素の働きを弱め、がん化を防止します。又、女性ホルモン補充療法で述べたSERM剤も乳がん予防薬となり得る可能性があります。反対にリスクを上げる要素として肥満やアルコールがあります。




Q7: 乳がん検査はどの様にしますか?
A7: 当院では、視蝕診検査と超音波カラードップラー法を用いた検査を行っています。今まで述べた様に乳がんは早期発見が重要なので、「乳房のしこり」だけにこだわらず何か気になる事があれば来院していただければと思います。又、マンモグラフィー併用検診を希望する方は、乳腺専門医をご紹介しています。
(超音波カラードップラー法とは、乳房腺瘤間の血液の変化を観察でき乳房腫瘍の質的検診が向上します。)


婦人科検診も同時に受けられます。
生理終了時に電話で予約していただければ、婦人科検診(子宮頸がん、体がん検診)も同時にできます。





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